冬の日差しを浴びて、セキショウモが花茎を伸ばしています。
まだまだ寒いですが暦の上ではもう春。
花茎をよく見るとねじねじしてるのとまっすぐなのがあるのがわかります。
このセキショウモ、水面で受粉すると茎をらせん状に巻いていって、種子を水中に運ぶんだそう。
種子はどこかな。もう落としちゃったのかな。
どうして水面にバラまかないで一旦お持ち帰りするんでしょうね、面白いですね。
アブラボテ。
春が待ち遠しいですね。
2017/2/14 ニホンアカを探せ
あれモリアオガエルが抱接してる。
そういえば去年、某SNSで「モリアオガエルが産卵始めたよ」とのリアルタイム投稿を目にしてうちから15分の地の利を生かして駆けつけたのがちょうど去年の今頃でした、という。自然界ではモリアオの産卵は梅雨どきですが、この水槽だとなんかこの時期よく目にするような気がします。今年も産むんですかね・・・!某SNSはきょうトト目下出禁(自主的に)なので、今年は公式ツイッターで告知があると嬉しいんだけどなぁ。
下に居るアカハライモリのおなかもパンパンです。
ふと目を転じると、
あの葉っぱ怪しい、、、
なんか折り畳まれてますねー。
イモリが産卵したと見た!
産卵といえば、
きょうトト家カエル部、2017年の活動がディープにスタートしております。2月に入ると俄に活気づく、両生類界隈。他のカエルたちが冬眠しているさなか、ニホンアカガエルやヤマアカガエルなどのアカガエルが産卵を始めるのです。去年初めて卵塊探しをしたのですが成体は一回も見れず鳴き声も聞けなかったので、今年は気合いを入れてたカエル部です。
2月上旬、卵塊見つけました。
この日はやや気温も上がっていたので「これは」と思い、産卵地のそばをそーっと探してみますと。
あぁっ、、、、抱接ペアを見つけました・・・!
ニホンアカガエルです、成体は初見!すごい!嬉しい!!
さらに耳を澄ますと小鳥のような愛らしい鳴き声が。
おぉぉぉぉぉー!ニホンアカの鳴き声録れたー。感動ですー(涙
立派なオスです。
繁殖に参加できるといいね^^
2017/2/14 タカハヤ・アブラハヤを描こう
やっと4Fを離脱。だがスロープも伏兵(まさに伏兵w)だらけでちっとも進めないでござる。
タカハヤ・アブラハヤ水槽の稚魚。2~3匹、生き延びたようです。1cmくらいかな。これくらいになったら大丈夫・・・かな?(かな?)
ところで先日カマツカ(・・・というか今年はドジョウかな?)のオイカワマル先生のツイッターで全きょうトトを震撼させる呟きが発せられていました。
いましている調査では必要最低限ですが、標本もつくります。その時そこにその魚がいた記録として重要です。上はタカハヤで下はオイカワですが、こうして標本にしてみると、背鰭と腹鰭の位置関係が違うことがよくわかります。似たような姿ですが、タカハヤの腹鰭は背鰭より前にありますね。 pic.twitter.com/Ixe5LvvUK8
— オイカワマル (@oikawamaru) 2017年2月10日
ファッ、、、、!?
なっ、なんということでしょう、、、、背ビレと腹ビレの位置。。気にしてみたこともありませんでした。早速確認してみましょう。
んっ、、、、斜めってる。よくわからない。暗くてブレちゃう、、、
ちょっと待って!こっちで観察すれば良いじゃん!?
滝壺・・・のとなり水槽。
おおっ、確かに腹ビレの方が前っぽい、、、
小声(ちなみにこれアブラハヤですか?)
これはアブラハヤですよね。
うん、こちらも背ビレより前・・・のように見えるけどなかなかまっすぐの写真が撮れない。。
待って!ちょっと待って!
ここじゃろう!タカハヤ撮るならここじゃろう!!サイズがちょっとアレですが!!!
ドッカーン!見てくださいカンペキ!図鑑みたいな構図撮れた!!
ちょっとブレてるけど!!
おぉぉーこんなに違うんですね、、、
今日はこの後、無意識に魚の背ビレと腹ビレの位置関係ばっかり見てたような気がしますw
ちなみになぜ震撼したかというと、
魚の絵でいつも注目してしまうのが、鰭の数と位置関係です。どんなに形や色が正確でも、鰭の数や位置が間違っているとその魚に見えません。デフォルメされつつも、鰭の位置関係があっている絵をみると、うまいなあと、感心します。魚の絵を描く時は、ぜひ鰭の数と位置関係に注意してみてください。
— オイカワマル (@oikawamaru) 2017年2月10日
ということです、、、、、えーっとアブラハヤ・タカハヤ描いたことあったっけ。・・・って、ちょっと待って「きょうのアクアトト」の背景画にアブラハヤがいるわ・・・!
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・・・・・・カンペキでした・・・・・ウシモツゴ&イタセンパラも (ノ_・、)ヨカッタ あードキドキした。でも魚のプロの人ってそういうとこ見てるんですね、勉強になりました。
ハッ、ヨシノボリの仲間がいる、、、
シマヨ・・・・・・・・・
・・・じゃないですよね。
トウヨシノボリですか?よくわからない
2017/2/14 ナガレタゴガエル
一瞬ですが、水中(石の下)に居たナガレタゴガエルが水面に顔を出しました。
あっ、たるんでますたるんでます!
種名板の写真がスゴいです。
ナガレタゴガエルのオスは産卵期には水中でメスを待つため、↑のように皮膚をビロビロにたるませて体表の面積を増やし、呼吸の補助にしているそうです。水に浸かりすぎてふやけちゃったわけじゃないんですねw
あの下に、もう1匹潜んでいるような気がします。
彼もビロビロなんでしょうか。
上の方にいるのはメスなんでしょうか?
彼女が降りて来たらカエル合戦が始まるんでしょうかね~(オスかもですが)。
4年前の伝説の企画展・渓流展でのナガレタゴのカエル合戦の動画は以下公式ブログで。すごいです。
水面下の熱き戦い|おもしろ飼育日記|世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ - 岐阜県各務原市の水族館
2/16になってますね、アップされるまでタイムラグがあるからもう少し前かも?ちなみに産卵は2/20だったそうです。
ナガレタゴガエル産卵しました。|おもしろ飼育日記|世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ - 岐阜県各務原市の水族館
すごいよなあ渓流展。良かったなぁ。。
ところで4階から全然降りられないんだが。
2017/2/14 きょうの小型サンショウウオ
クロサンショウウオに大興奮のあと、ふと見上げると。
あれっカスミの解説がいつの間にかリニューアルされてるー。いま初めて気づいたー。
関係機関に「岐阜大学応用生物科学部 動物繁殖学研究室」が加わったようです^^
あとカワイイカワイイ幼生の写真も♡♡♡なん、もう、最高かよ!
こちらがカスミサンショウウオになります。
キャーみっちみちですね、これまた最の高ですね。
岩のスキマから。
ああ両生類・・・イイワ~
手前を歩くカスミ。
はい、ちょっと通りますよ、、、、
ん、いまなにか通ったかな。
・・・みたいな鷹揚さが素晴らしい、両生類。
こちらにはまた大変愛くるしいコガタブチサンショウウオが。
今日も大きいヒダサンショウウオ見れなかったなーと思ったら、
2時間後。
ハァッ、、、出てきてくれてました。嬉しや。
もう何度も何度も撮って、貼った構図ですが。
いやほんと美しいですね。産卵は今頃でしょうか、山で会ってみたいものです。
2017/2/14 クロサンショウウオ
休館日明けです。クロサンショウウオの様子を見てみましょう。
うぉぉぉーっと、なんだこれぇぇぇぇぇぇ!!!!!なんだかスゴいマッチョ体型になっているではないですか!!いつの間に!!
下アゴの付け根の方が膨らんでいるように見えます。
「野外観察のための日本産両生類図鑑」に「水中に留まるオス」っていう写真があるんですが、ソレに近いものがありますね。繁殖期の形態なんでしょうか。
後ろから。なんか別の生き物みたい。。。背中の盛り上がりもすごいね。
過去写真をつらつらと眺めてみましたが、ここまでゴツいの見当たりませんでした。この時期に限らず一年中水に浸かってると思うんだけど。なにかキッカケがあってこうなるんでしょうかね~。
シッポもカスミみたいになってる!
同じ水槽のオス。単体で見るとこちらでもゴツく見えますが、上の個体と比べるとスレンダーに見えてしまいますね!
いやーのっけから興奮しました。休館日明け恐るべしw ・・・というか、先週来れてなかったので、せっかくの休館日明けなのに、なにか変化があっても休館日効果なのか結局よくわからない、というorz
2017/2/2 グッピー in 企画展
企画展「話題になった生きものたち」のグッピー。
この水槽、風情があってとても良いですね^^ 今気づいたけどチューリップ模様のはなんだろう?照明用ライト?
あーっと!
なんか小さいのがいっぱい・・・・・・!
今日初めて気づいたけど赤ちゃんグッピーいました。
なんだこれぇぇぇぇぇかわいい (*゚∀゚)=3 ・・・うっかりですけどグッピーは卵胎生なんですね。たぶんこの水槽で生まれたのでしょう。
お父さん・・・かもな方。
初日にこの水槽見たとき「あれー!」ってなったきょうトトです。
グッピーって言ったら大体こんなのとか、
こんなのを想像しますよね!?
これ原種に近いグッピーってことなんでしょうか。ちょっと調べてみたけどフクザツで
いまいちよくわかりませんでした。またどなたかに。
改良品種よりこちらのタイプのファンもいらっしゃるようです。きょうトトもこっちの方が好みかな^^;・・・キミはどこからきたの?
おなかポンポンのメスも何匹か見られました。
運がよければ出産シーンに出会えたりして!?
企画展「話題になった生きものたち 〜なつかしくて新鮮!!〜」は世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふにて好評開催中です。ぜひ。
企画展 「話題になった生きものたち 〜なつかしくて新鮮!!〜」|イベントスケジュール|イベント・体験学習|世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ - 岐阜県各務原市の水族館