きょうのアクアトト

世界淡水魚園水族館アクア・トト ぎふウォッチャー。週に一度はアクアトト。

[話題]ホネのツボ(5)

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18世紀フランスの解剖学者で古生物学者のジョルジュ・キュヴィエは歯を一本見ればその動物の全骨格を復元できると豪語したそうですが、その鋭い歯を見て、コツメカワウソをすぐ連想できる人は意外と少ないかも知れません。とぼけた顔をしててもやっぱり肉食動物。ツヤツヤの毛皮の中はこんな風になってるんだね。その鋭い牙に「恐竜の骨だ!」って言う小学生もいるそうです。

コツメの名の元になった「小さい爪」にも注目。生体の方は素速すぎたり、丸まって寝てたりしてなかなか観察難しいですもんね。この企画展、一方通行の全行程の最後に配置されているのですが、見終わると再入館スタンプもらって最初からまた観察し直しに行きたくなります。

ところでこの水槽のホネホネコツメ、「なにか」をしているところを再現しています。さてなんでしょう。偉そうに言ってるけど教えられて初めて気づきました。細かい演出に拍手!

物語が流れ出す饒舌な展示の光るアクアトトさんの特別企画展「骨の水族館~生き物たちのからだの支え方、守り方」は7/8(月)まで。ジョルジュ・キュヴィエは騙せないかもしれませんが、わたしも骨格だけになれば綾瀬はるかとそんなに違わないのでは?と思っています(・ε・)ノ

 つづく。のか?