きょうのアクアトト

世界淡水魚園水族館アクア・トト ぎふウォッチャー。週に一度はアクアトト。

2014/5/6 清流!トト・ウィーク ~清流!生き物トーク~

好天に恵まれたGW最終日。朝から行ってきました。

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開門前からすごい人出でした。マラソンのスタート地点みたい。

土日祝のみ開催の「清流!生き物トーク」、本日のラインナップ。

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水上スキーヤー!アメンボ

アメンボのあし。こんな風になってるんだね。
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アメンボに見立てたモールの模型を浮かべて、洗剤を注入するとどうなるか?という実験です。
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見る見る沈んでしまった模型。油でも同じ結果になるそうです。
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こどもたちも興味津々。f:id:aquatottotoday:20140507112355j:plainみんな川を汚さないよう気をつけようね。


砂の忍者カマツカ

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カマツカを下から見たところ。手前はアマゾンの砂の忍者・ロリカリア。

水槽の砂の中に隠れたカマツカを探します。結構難しいです。見ている目の前で潜るのですが、ほんとに一瞬。右はやっぱりロリカリア。

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トロ箱って商品名なんだ・・・!

常設のカマツカはわりと目の粗い砂利の水槽にいるので、こんなに上手に潜れるって知らなかったです。

「カワウソ」という生き物

f:id:aquatottotoday:20140507112358j:plainご存じ「肝っ玉母さん」サツキの毛皮(コツメカワウソ)とイタチの毛皮で手触りを比較。ニホンカワウソが良質な毛皮の供給源として乱獲されてしまったという理由もよくわかります。

f:id:aquatottotoday:20140507112359j:plain日本各地に「獺(カワウソの意)」のつく名前が残っています。それだけ身近な生き物だったのですね。「獺祭」の由来もカワウソの生態と相俟って興味深かったです。

あまりにも身近すぎて、標本もほとんど残っていないのだとか。あと20年時代がシフトしてれば絶滅までは・・・とのお言葉が印象的でした。

第2・第3のニホンカワウソを生まないために、身近な自然について考えていきたいものです。

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この他、

・アマゴ?サツキマス
・清流の生きた化石を探せ
二枚貝
・虫を食べる小さなハンター(コウモリ)

などのテーマがあったそうです。全部聞きたかったなー。

f:id:aquatottotoday:20140507120511j:plainおつかれさまでした。