きょうのアクアトト

世界淡水魚園水族館アクア・トト ぎふウォッチャー。週に一度はアクアトト。

2016/4/6 両生類をさがせ!

大事なことを書くのを忘れていました。大好評開催中&終了間近の企画展「世界のハイギョ」ですが、一種だけ両生類がいます。f:id:aquatottotoday:20160407083616j:plain
その名は「グレーターサイレン」。

こちらです。じゃん。カッ、カワイイ~
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この個体はまだ子どものようですが、サイレンのなかまは大人も外えらを持ち、一生を水の中で過ごすそうです。生息地は北アメリカ。

脊椎動物で最初に陸上生活を始めたのは両生類。
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そして最も四肢動物に近いのがハイギョ。てことで、ハイギョと両生類には近しいものがあるようです。魚類は「1心房1心室」ですが、ハイギョ「2心房1心室」で両生類と同じだそうです。あっ良いこと言った直後で気が引けるけど、サイレンは両生類では例外的に「2心房2心室」なんだって。Wikiより。

進化の話が出たついでに。こないだ豊橋の自然史博物館に行ったんですが、
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ハイギョの祖先の化石ありましたw 古生代石炭紀のエスコニクティス。ちっさい。ちっさいけど見て見て~ちゃんとハイギョの形してる~萌え~~

さてグレーターサイレンなんですが。
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なっなんと後肢がありません・・・!
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サイレンの名の由来は歌う魔女・セイレーンから来てるようですが、中世以降人魚型で表現されるようになったセイレーン、もともとは下半身、鳥みたいです。サイレンは捕まると鳴くそうなので、そこから来てるそ言われます。なんか微妙ですが。あわしまマリンパークさんのブログによると「カチカチからキーキーといった声を出す」そうです。うーん個人的には人魚説に一票だな~

ハッ、このツメ、、、f:id:aquatottotoday:20160407083620j:plain
ハコネサンショウウオの幼生みたい(゚∀゚)

成長すると、全長50~98cmにもなるそうです。デカイね!!
f:id:aquatottotoday:20160407083621j:plain東山動物園では「オオサイレン」の名前で展示されていました。どうですかこの写真。ほぼアンフィビウスですよね。ほぼ一致ですよね。


グレーターサイレン、ネオケラトドゥスの横のこちらの小水槽のどこかにいます。ていうかバレバレですね。
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常設では展示されてませんので、この機会にぜひご覧下さい。企画展「世界のハイギョ」は4/10(日)まで。世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふにて。