2016/6/5 【特報】トトラボにアベサン現る!
さて今日は「いまトトラボで、普段めったに見られないものが見られる」との情報を得て勇んでやってきたわけだが。
さて、なんでしょう。
ギャース!アベサンショウウオです!
アベサンショウウオ、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
このアベサンショウウオ、かつては種の保存法の国内希少野生動植物種に両生類で唯一記載されていたサンショウウオ(現在は増えて11種)。魚で言うと、アユモドキ、イタセンパラと同レベルの有り難さ。無許可で取ると、お縄になるタイプの子です。
アクア・トトさんにやってきた経緯はこのあたりで。
右がオスで、左がメス。しっぽや頭の大きさなど、全体のバランスで見分けるそうです。しっぽがスレンダーな方がメス・・・?と思っちゃいますね、難しいですね。こちらで3~4歳の個体だそうです。ずんぐりムチムチですね。
ちなみにオスは繁殖期になるとしっぽが「うちわ状に広がる」(野外観察のための日本産両生類図鑑より)そうな。面白いですね~
今回、成体を初めて見ました。幼体は、3年前のおんぱくバックヤードツアーで見せて頂いていたのですが、
ご覧ください、興奮の余り、メモリはこんな写真でいっぱいでした\(^o^)/
桶の中に凍らせたペットボトルが入っていますね。
やはり高温は苦手なようです。繁殖期は11~12月、誕生は真冬!
そ~っと触りましょう。
過去には卵のうの展示もされていたそうです。
アベサンショウウオの卵のう展示開始|おもしろ飼育日記|世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ - 岐阜県各務原市の水族館
おおぅ、ホクリクサンショウウオも、、、、この時代に生まれていたかった、いや生まれてたわw いちばん右はなにサンショウウオでしょうね。まさか孵化まで見れたんですかね、胸熱ですね。
アベサンショウウオは石川県・福井県・兵庫県・京都府の一部の地域にしか生息していません。(つまり岐阜県にはいません=常設では見られません)
環境相のレッドリストでは「絶滅危惧IA」です。よく見て下さい、野生絶滅の一歩手前です。
動物園・水族館などが連携して、保護のための取り組みも進められているようです。クリアファイルもらえるよ~イラストがびみょうだけど(特に卵のう)
展示日・時間等は不確定ですが、アベサンショウウオ、しばらくトトラボに登場予定だそうです。土日祝の12:00~15:00、運が良ければ会えますのでぜひ覗いて見て下さいね~\(^o^)/