きょうのアクアトト

世界淡水魚園水族館アクア・トト ぎふウォッチャー。週に一度はアクアトト。

2016/10/14 アメリカザリガニとわたし

3F中流フロア、アメリカザリガニです。
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このスレンダーなハサミは女の子かな。

話変わるけど今年の初め、きょうトト家の7歳(女子・いきもの大好き)が学校からアメリカザリガニの赤ちゃんを持って帰ってきました。以下長文になります。「身近ないきものさがし」の授業で捕獲したもの。案の定「飼いたい」と言い出す7歳。先生~~なんで持って帰らすかな~~~
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家畜化されたペット動物以外は飼わない主義だったきょうトト。イモリ飼うのもガマンしているというのに、よりによって外来種とは。けれど思い起こせばきょうトトの実母は生きものを飼うことに寛容な人で、「わたしも大きくなったら子どもが拾って来た生きものをなんでも飼わせてあげるお母さんになる」と誓ったことを思い出し、しぶしぶ飼うことにしました。

ところでザリガニの赤ちゃんってこんな風。
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孵化してすぐはお母さんの腹肢につかまってるんですよね。たまに離れたりしますがまた戻っていきます。

最初は7匹いたザリガニですが、エサのやり方とか水替えの仕方がよくわからず、共食いしたりで最終的には一匹になりました。一番小さかった個体が生き残ったのは不思議。
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オスかメスかまだよくわからなかったのですが、7歳に名前をつけさせたら「エルサにする」ですと。

朝見るとひっくり返ってて「ウワッ死んだ!!」とビックリすることもありますが、大抵それは脱皮トラップなんだな。
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何度見てもダマされます。しかし、上手に脱ぐねぇ。

そうしてこんなに大きくなりました。
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一時期エサを全く食べなくて、もはやここまでか、、、とあきらめていたのですが、フィルターとかの飼育設備を整えたところ非常に元気になりました。最近は人の顔を見れば「エサくれエサくれ」と万歳ポーズでおねだりしてきます。

くれーくれー。
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腹肢を見るに、どうやらオスのようです。「エルザえもん」に改名。もっぱら「エビラ」「エビきゅん」と呼ばれていますが。

ザリガニの口はこのへんです。
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上手に抱えて食べてますね。

とりあえずいまのところプラケ暮らし。
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オカメインコ(まこえもん)の下に居ます。おやまんなかへんが空いてますね、なにか置けそうですね。スチールラック買ってこようかしら。。。。

もう少し大きくなったらちゃんとした水槽を買ってやるつもりです。トトのこの水槽カッコイイよね~高そうですが。
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飼ってみるまでアメリカザリガニがこんなに可愛いとは知りませんでした。近頃外来種が悪なのかどうかという話題を耳にしますが、「悪い生きもの」などというものはこの世には居ないのだな、ということをつくづく思ったきょうトトでした。

ここまで良いこと言っておいてアレですが、ちなみにアメリカザリガニ食べても大変美味しゅうございます

食べておいしい外来種(3)・アメリカザリガニ - 「岐阜の自然考」をめぐる旅

[追記]アメリカザリガニの炊き込みご飯 - 「岐阜の自然考」をめぐる旅