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きょうのアクアトト

世界淡水魚園水族館アクア・トト ぎふウォッチャー。週に一度はアクアトト。

2016/11/4 守れ!ふるさとのヒダサンショウウオ

ヒダサンショウウオ。アゴの下に気泡をはらんで。
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安定の可憐さです。

話変わるけど昨日岐阜市生物多様性シンポジウム「しぜんの恵みと生物多様性」に行ってきました。
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岐阜市・メディアコスモス

お目当てはこちらです。
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ぎふの淡水生物BOOK増補改訂版で注目してた、山県市立高富中学校・生物部の発表「守れ!ふるさとのヒダサンショウウオ」。研究テーマは「越冬幼生が現れる要因を探る」。仮設を立てて実験をし、考察を経て更なる研究テーマを見つける、科学ってこんな風に進歩していくんですね。

発表の中で紹介されてたのですが、こんな模様のヒダサンショウウオがいるそうです。
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このタイプは初めて見ました。金色の班点がかなり偏ってて面積も大きく、まだら模様になってます。これカッコいいなぁ!10kmほど離れた個体群は、トトと同じく、均一に星を散りばめたような模様だそうです。両個体群には遺伝的な交流が無く、独自に進化したのでは?とのことでした。

両生類図鑑を見ると上の画像よりもっとキンキラキンの個体群もいました。面白いですね!地域それぞれに、きっとなにか理由があるのでしょう、これぞ遺伝子の多様性。
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あそういえばアクア・トトアンフィビアンズの最新版は「ヒダサンショウウオの幼生」がテーマです。

アクアトト・アンフィビアンズ Vol.6 ヒダサンショウウオの幼生

高富中学校の研究も、「足がある魚がいる」という地元の言い伝えが端緒だったそうです。他種に比べると比較的観察しやすいと言われるヒダサンショウウオですが、いつのまにか居なくなってしまわないように、継続的に調査してくれる地元の団体があるというのは心強いですね。