2017/1/22 アオダイショウ
アオダイショウです。
擬岩の上にチョコンと顔をのっけて。悪戯っぽい表情が可愛いね。
岩肌に、上手に体を這わせています。
足も無いのにこういうところをスイスイ登って行くんだから、ヘビの運動能力というか移動能力というか、ほんと不思議です。
すべすべのウロコ、美しいですねぇ。ペット需要もあるそうです。性格は大人しく、「ネズミなどを食べるため、家の守り神として大切にされていました」と解説にあります。「家のヌシ」と言われることもあるように寿命は長く、旭山動物園のHPによると約20年だそう。
20年。きょうトトのように枯れた人間ならともかく、例えば小中学生からの20年には進学、就職、結婚など生活形態が激変するイベントがギッシリ詰まっています。例え今飼育することが可能であってもこの先はどうでしょう。こんなに美しいアオダイショウですが、世の中ヘビが苦手じゃないという人はそう多くはなく、希少種ならまだしも、飼えなくなったときの引き取り手を見つけるのは難しいでしょう。
ヘビに限らず生き物を迎えるのは、寿命や飼育コストやスペース、飼えなくなったらどうするかも含めてよくよく考えてからにしましょう。命を玩具のように思っている人が多すぎます。一時の情熱や、なんとかなるだろう的な安易な気持ちで生き物を飼い始めるのは絶対にやめて欲しいです。