2017/2/24　『日本のドジョウ』in アクア・トト

いま日本淡水魚界隈で最も話題になってるであろうとある図鑑が、間もなく発売されるようです。みなさんご存じですか？アマゾンのリンクを貼ってもビジュアル的にいまいちなので、執筆者の方のツイートを直接貼っちゃいましょう。こちらです。じゃん。

ということでついに完成しました『日本のドジョウ　形態・生態・文化と図鑑』よろしくお願いします。全体的に狂気を感じる素晴らしく美しい学術的な作品になっております。3月1日頃には書店にも出るかと。　https://t.co/vcMd5tAeWs pic.twitter.com/ymgoH0SPPG
— オイカワマル (@oikawamaru) 2017年2月22日

そーずっと予告されてた湿地帯中毒のオイカワマルさんこと中島淳さんのドジョウ図鑑がついに発売されるようです。日本のドジョウ形態・生態・文化と図鑑日本に分布する全33種・亜種を網羅した初めての図鑑･･･！ドジョウってちょっと難しそう、敷居高いな･･･と思ってるきょうトトでも、めくって楽しい・美しくてためになる「読める」図鑑みたいです、これは期待！

さてアマゾンの商品説明ページには掲載種33種の一覧が載ってます。「新称」っていうのがありますね（スゴッ）！！　さてではこの33種のうち、我らがアクア・トトには何種類が常設で見られるでしょう。2～3種類？いや5種くらいは見れるかな？では今日はちょっと検証してみましょう。

まずは３F上流、アジメドジョウです。
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昨年の魚類学会年会・岐阜大会の記念ポロシャツのモチーフにも採用されました。岐阜県を代表するドジョウ。でいいかな

続きましてニシシマドジョウです。

あちこちの水槽でちょこちょこ見かけますが、いちばん密度が高くて観察しやすいのはアユ水槽です。シマドジョウは背中から見るとほんとカッコいいんだよね。

中流フロアに移ります。田んぼ水槽にはドジョウ。指入ってるごめん。
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マドジョウとか呼ばれますね、いわゆるドジョウです。ここのドジョウは本当に立派！今は見られませんが、アルビノのドジョウもたまに入ってます。

そしてタナゴ水槽にはトウカイコガタスジシマドジョウ。
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ちょっとわかりにくいかな。

種名板でどーぞ。

こどもの日フィーチャーのトト・ベビーで魅了された方も多いでしょう。

まだまだいますよ、小水槽の希少魚コーナーにホトケドジョウです。
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愛らしいドジョウです。この水槽いつも癒やされる～。フィールドでは結構見かけるのですが、岐阜市では貴重野生動植物種です。採っちゃダメ。

続いて２F、淡水魚博士の探検小屋です。博士は下の川に行ったきり。探検しすぎでしょ。小屋の棚にわさびがあるのも気になる。博士大丈夫か。
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フクドジョウです。サバ模様がめっちゃかっこいい、北海道のドジョウです。

さらにこちらにも愛らしいドジョウが。吉井川より、アユモドキです。

そっかー君たちもドジョウなんだね！このフロアをドジョウに注目して下っていくとほんとによくわかるんですけど、大陸とのかつての繋がりを教えてくれる小さな生き証人です。

というわけでなんと33種のうち7種がいつでも見られます！スゴイぞアクア・トト！！もっと見られる水族館あったらかかってこいやー！！！(屮゜Д゜)屮

雲南省コーナーではドジョウ王・エロンガータなんかも見られます。この水槽には4種も入ってるんだよー！
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さすが、世界淡水魚園水族館！

オイカワマル先生のドジョウ図鑑は3/1店頭に並ぶようです。アマゾンのリンク貼っときますね。