2017/10/13 きょうのナマズ展
おや、ゼブラキャットがお引っ越し。
展示替えがあったようです。ゴスリニアキャアット(Goslinia platynema)さん、いらっしゃいませ。
ピライーバやゼブラキャットと同じくピメロドゥス科。南米チームです。なにげにピメロドゥス科ってスター選手多いですね。レッドテールやタイガーショベルノーズもこの仲間のようです。おっと、ジャウーもそうなのか。
これまた美麗なナマズ!
流れの速い川に生息しているそう。
平べったい顔~
ちょっとこの踏ん張った感じの腹ビレがかわいらしい。。
なんかこのままトコトコ歩きそうだw
おとなりのレア・ナマズはアストロブレプスの属の一種(Astroblepus sp.)。こちらも南米産。公式ブログでは非常に愛らしい顔が見られるのですが、
未だにおなか側しか見たこと無い。
おや。アストロブレプスも産卵したようです。未受精卵ぽいですが
さっき見たコリドラスと似たような産み方をするのだな。結構粒大きい・・・卵数は・・・
・・・ちょっと男子!静かにして!!!
(荒ぶるゴスリニアでした)
おまけ。これたぶんショップでも扱っていると思うのですが『ナマズの博覧誌』。うわー分厚いなーと思って敬遠してたんですが、図書コーナーの見本誌をめくってみるとかなり面白そう。メコン川が流れるタイってナマズの多様性が豊かで食卓にも上ることが多いと思うのですが、例えばメコンオオナマズは「プラー(魚)ブック(力強い・マッチョな)」と言うように、「ナマズ」に相当する現地名が存在しないのだそうです。これは不思議。
生物学的なお話より水産や文化など、人との関わりに重点が置かれた本のようです。それだけナマズが昔からひとの暮らしのそばにいたということなんでしょうね~。良書!