集まっている、アイゾメヤドクガエル。
やさしいブルーが上品。
話変わるけど先日関東方面に行くことがあったのでちょっと伊豆半島に足を伸ばして今年オープンしたカエル専門の水族館(?)に行って来ました。
静岡県賀茂郡河津町の日本最大級の体感型カエル館 kawazoo(カワズー)。両爬の体感型動物園で有名なizooの姉妹館になるのかな?きょうトト、人生初伊豆半島です。自宅から約5時間、300km。
実はあまり下調べしてなくて、予備知識ほとんどない状態ででかけました。これが後に大後悔の元凶となることをこのときのきょうトトはまだ知らない。
最初の展示室のヤドクコレクションが凄いです。この面全てヤドクガエル!
とにかく色鮮やかで、まさに動く宝石。
こちらは定番のコバルトヤドクガエル。他にもインスタ映えしそうなカラフルなヤドクがいっぱいです。カエル嫌いの人にも、小さくてカラフルなヤドクガエルはハードル低いかも知れません。
全生物中最強の毒を持つというモウドクフキヤガエル。
手持ちの図鑑によると、一匹が含有する毒で成人が何名も殺害できるそうです。恐ろしや。ヤドク全般そうですが、毒の元となるアリを食べさせていない繁殖個体なら恐れることはないようですが。それにしても猛毒を持っているように見えない愛らしさ。
アイゾメヤドクも居ましたよ。おぉっ、これはなんというモルフなのでしょう…われらが水族館のアイゾメとかなり違いますね。
かなり派手なカラーリング。
こちらはヤセフキヤガマというそうで、ガマの名の通りヒキガエル科。
種名板によると以前はヤドクの仲間に含まれていたそうですが、顔を見るとやはりヒキガエルですね。きれいな色をしています。
ゴライアスガエルが居るらしい、というのが唯一と言っていいくらいの予備知識だったのですが、どこに展示されてるのかな、と思ったら。
河津七滝を摸した展示のこのエリアに、他のアフリカ産ガエルと共に放し飼いにされているようです。時間が無く残念ながら見つけられませんでした。ここハンドライトがあると良いですね。ちなみにこの館、フラッシュ撮影OKなんだそうです。生きものを扱う施設としては珍しいですね。
出口付近では松橋利光さんの写真展があったり。
ふんふん日本のカエルは少なかったけど面白かったな~。もう閉館時間みたいだし、さて帰ろう。と思ってこのブースを出ますと。
なっ………………………!?
待って。ちょっと待って。
えっ、
えっ、ちょっ、、
なにこれここからが本番じゃないですかーーーーっ!!!!!
サドガエル、サドガエルですよこれ!本物!生きてる!ああああああぁぁぁぁあああ!目の前にサドガエルが!!!!
そう、この出口手前の屋外スペースが丸ごと、在来のカエルの展示エリアだったのでした。なんで調べてから行かないかなぁ~もぉぉぉおおおお!!!!!!
真ん中がミニ水田になっていて、日本の在来の里ガエル12種が放し飼いになっています、とのこと。トノサマガエルとナゴヤダルマガエルとトウキョウダルマガエルを識別同定する機会なんてフィールドでは有り得ない経験ができます。すごい。やばい。このスペースで1日居られる(涙)この他、話題の「対馬産ニホンアマガエル」の展示なんかもありました。うぅっ、マニアック過ぎて泣ける。。。。kawazoo、小規模ながらエッセンスがギュッと詰まってる感じです。みなさんも機会があったらぜひどうぞ!きょうトトもいつかリベンジしたいです。