きょうのアクアトト

世界淡水魚園水族館アクア・トト ぎふウォッチャー。週に一度はアクアトト。

2018/9/7 ヤドク水槽と夏休みの思い出

集まっている、アイゾメヤドクガエル。
f:id:aquatottotoday:20180908155248j:plain
やさしいブルーが上品。

話変わるけど先日関東方面に行くことがあったのでちょっと伊豆半島に足を伸ばして今年オープンしたカエル専門の水族館(?)に行って来ました。
f:id:aquatottotoday:20180908155249j:plain
静岡県賀茂郡河津町の日本最大級の体感型カエル館 kawazoo(カワズー)。両爬の体感型動物園で有名なizooの姉妹館になるのかな?きょうトト、人生初伊豆半島です。自宅から約5時間、300km。

実はあまり下調べしてなくて、予備知識ほとんどない状態ででかけました。これが後に大後悔の元凶となることをこのときのきょうトトはまだ知らない。
f:id:aquatottotoday:20180908155250j:plain
最初の展示室のヤドクコレクションが凄いです。この面全てヤドクガエル!

とにかく色鮮やかで、まさに動く宝石。
f:id:aquatottotoday:20180908155251j:plain
こちらは定番のコバルトヤドクガエル。他にもインスタ映えしそうなカラフルなヤドクがいっぱいです。カエル嫌いの人にも、小さくてカラフルなヤドクガエルはハードル低いかも知れません。

全生物中最強の毒を持つというモウドクフキヤガエル。
f:id:aquatottotoday:20180908155252j:plain
手持ちの図鑑によると、一匹が含有する毒で成人が何名も殺害できるそうです。恐ろしや。ヤドク全般そうですが、毒の元となるアリを食べさせていない繁殖個体なら恐れることはないようですが。それにしても猛毒を持っているように見えない愛らしさ。

アイゾメヤドクも居ましたよ。おぉっ、これはなんというモルフなのでしょう…われらが水族館のアイゾメとかなり違いますね。
f:id:aquatottotoday:20180908155253j:plain
かなり派手なカラーリング。

こちらはヤセフキヤガマというそうで、ガマの名の通りヒキガエル科。f:id:aquatottotoday:20180908155254j:plain
種名板によると以前はヤドクの仲間に含まれていたそうですが、顔を見るとやはりヒキガエルですね。きれいな色をしています。

ゴライアスガエルが居るらしい、というのが唯一と言っていいくらいの予備知識だったのですが、どこに展示されてるのかな、と思ったら。
f:id:aquatottotoday:20180908155255j:plain
河津七滝を摸した展示のこのエリアに、他のアフリカ産ガエルと共に放し飼いにされているようです。時間が無く残念ながら見つけられませんでした。ここハンドライトがあると良いですね。ちなみにこの館、フラッシュ撮影OKなんだそうです。生きものを扱う施設としては珍しいですね。

出口付近では松橋利光さんの写真展があったり。
f:id:aquatottotoday:20180908155256j:plain
ふんふん日本のカエルは少なかったけど面白かったな~。もう閉館時間みたいだし、さて帰ろう。と思ってこのブースを出ますと。

なっ………………………!?
f:id:aquatottotoday:20180908155257j:plain
待って。ちょっと待って。

えっ、
f:id:aquatottotoday:20180908155258j:plain

えっ、ちょっ、、
f:id:aquatottotoday:20180908155259j:plain

なにこれここからが本番じゃないですかーーーーっ!!!!!
f:id:aquatottotoday:20180908155300j:plain
サドガエルサドガエルですよこれ!本物!生きてる!ああああああぁぁぁぁあああ!目の前にサドガエルが!!!!

そう、この出口手前の屋外スペースが丸ごと、在来のカエルの展示エリアだったのでした。なんで調べてから行かないかなぁ~もぉぉぉおおおお!!!!!!
f:id:aquatottotoday:20180908155301j:plain
真ん中がミニ水田になっていて、日本の在来の里ガエル12種が放し飼いになっています、とのこと。トノサマガエルとナゴヤダルマガエルトウキョウダルマガエルを識別同定する機会なんてフィールドでは有り得ない経験ができます。すごい。やばい。このスペースで1日居られる(涙)この他、話題の「対馬ニホンアマガエル」の展示なんかもありました。うぅっ、マニアック過ぎて泣ける。。。。kawazoo、小規模ながらエッセンスがギュッと詰まってる感じです。みなさんも機会があったらぜひどうぞ!きょうトトもいつかリベンジしたいです。