本日納品予定のお仕事をダラダラしつつ、某SNSをつらつらと眺めておりましたらトト友・ウラキさんのリアルタイムレポートが目に入り、毒ヘビアイコンの人に煽られるなどして血圧が急上昇。
これは…ということで地の利を生かし、現場に急行しました。行こうと決めてからの納品のスピードが凄かったです。普段からこの調子だと良いんですけどなかなかターボエンジンに点火しないんですよね……
8月も2回ほど来ているんですけど夏休み期間中ということでなかなか常設水槽を丁寧に見て回ることができず。とりあえず公式さんから告知のあったマッドフィッシュだけは前回押さえていたのですが(それでも人多すぎでほとんど見れなかった…)
マッドフィッシュ、今日は大変見やすい向きに顔を出してくれてました^^ 心強いことにウラキさんとも合流でき、とりあえず駆け足で確認していきます。
4Fサンショウウオ長屋。自分でも一番「あーしまったー!」と思ったのはこの新種。おぉぉちゃんと種名板更新されてる!
界隈では話題になった「マホロバサンショウウオ Hynobius guttatus」。2019年新種記載。恐らくニュースになった数日後には種名板更新されていたのでしょう。分類の変更などには素早く対応されるアクア・トトさんいつもながら素晴らしいです。
こちらがマホロバサンショウウオ。
あれれ、前からこの水槽に居たような……
そうなのです。最新の研究により、これまで同じコガタブチサンショウウオに分類されていたサンショウウオの中に、主に九州に生息するコガタブチサンショウウオ、四国に生息するツルギサンショウウオとイヨシマサンショウウオ、そして中部・近畿地方に生息するマホロバサンショウウオの4種が含まれていたことがわかったのです。
わかれて、そして。どんどん増えてゆく小型サンショウウオ。
3Fです。カワムツとオイカワの水槽。「ナガレカマツカ Pseudogobio agathonectris」登場。
こちらもカマツカと呼ばれていたグループの中にカマツカ、スナゴカマツカ、ナガレカマツカの3種が含まれていました、という最近の研究の成果。ナガレカマツカ自体は展示水槽にはいなかったようなので、新種かつ初展示ですね。もうちょっとなにかあるのかなと思ったら意外とさりげなく展示されてました。
アヒャーッ、いました!
意外とわかりやすいところに居てくれました。きょうトトの鋭い勘で、この水槽内には6匹居るな……。手前の大陸棚にも何匹か居たのですが、この水槽、アクリル硝子の下部にスモークのテープが貼ってあって手前に来た魚は観察できないシステムなのです……
カマツカとナガレカマツカの見分け方ですが、胸ビレのとこがカクッと折れてるのがナガレカマツカだそうです。これは毒ヘビアイコンの人の受け売り。
上の写真はナガレカマツカです。確かにカクッとなってますね。あと、口髭がかなり長いようです。ちなみにスナゴカマツカは東日本に生息していて、岐阜県にはいないようです。
中下流フロア、河口の生きもの水槽。アアーッ!!!ミミズハゼ展示終了です(悲)
結局…見れなかった……。展示終了はあまりブログではお伝えしないのですが、全国のミミズハゼ・ファンが見に来られてガッカリされるかもしれないので記しておきましょう。ちなみに☆になったわけではないようです。イシガレイは時期的にこの水槽は卒業かな。
河口水槽。これウラキさんと発見できて良かった!!
オールドファンが泣いて喜ぶヒイラギちゃん復活です。懐かしィ~!!!!
写真はまあこんな感じです。今日は仕方ないです。
夏休みが終わったらキチンと撮りに来ます…まだ水槽に慣れてないのか、小さめの3匹が連れ立って泳ぐ姿が可愛らしかったです。
ガンガン行きます。2Fに降りてきました。アーッ!またドジョウが増えた!!!!
「エゾホトケドジョウ Lefua nikkonis」です。ちなみに今日は本体は見つけられませんでした。5cm……がんばりましょう。しかしボティアも含めるとドジョウの展示数日本一なんじゃないかな???
あと「ヤマメ Oncorhynchus masou masou」入りました。以前企画展で展示していたので初登場ではないか。
北海道では川の全域に生息、ってありますね。水温の関係でしょうか。中下流まできても海まではちょっと…塩分の採りすぎは体に…っていうヤマメもいるんですかね。
小振りでとても可愛らしいです。
この水槽の種数凄いことになってますよね、とウラキさん。確かに……。
海外行きます。レッドジュエルフィッシュの水槽。
ヌマヨコクビガメに替わりまして、クリイロハコヨコクビガメ再デビュー。
以前とは違う個体ですが安定の可愛らしさです。
お魚たちと仲良くね~。
企画展も種数増えてますよ~と教えて頂きました。
「ランバリ AStyanax sp.」です。ビデオに出てきてたかな?
「かわいい小さな魚たち」水槽です。
透明感のあるシルバーのきれいなカラシンです。
ちょっと目を離した隙にこんなにたくさんの更新点が……恐ろしや~。いつもの水槽も色々変化があって 本当に飽きない水族館です。こちらは今年のアユ水槽。
今年はなんというか、トルネードがいつもよりスゴイ感じがします。なんだろう…密度?上から見るのもお勧めです。今日はぴょんぴょん水面に跳ねてました。
4Fスロープのハコネサンショウウオ。これはあの一番の別嬪さんでしょうか(オスかもですが)。
外鰓が完全になくなっているようですね。そろそろ卒業かな。夏も終わりです。来月は平日に時間をかけてゆっくり回れる日が取れると良いのですが、スケジュールはすでにタイト。とほほ…。