きょうのアクアトト

世界淡水魚園水族館アクア・トト ぎふウォッチャー。週に一度はアクアトト。

2022/10/27 アユモドキ

アユモドキです。

先日某SNSでこういうのが流れて来たんですが。

www.youtube.com

出だしの部分(ヒゲでしましま・アユモドキ)のフレーズが結構頭に残りますね。テレビ東京系『しまじろうのわお!』で放送された「アユモドキのうた」だそう。こども番組でアユモドキが取り上げられる日がくるとは…(感涙)。環境省の某SNSアカウントも推薦してました。真ん中へん、「卵産むとこ」の後がかなり衝撃展開なのですが。アユモドキの立場がヤバいとうことが直感的に伝わる良い作画です。

ところでアユモドキ、ヒゲはまあそうなんですけど「しましま」なのは亜成体の時だけのようなきがします。「ひげでしましま」と言えばやはりこちら。

シニボティア・ロブスタ。アユモドキ科のなかまですね。中国南部を流れる珠江や九龍江に分布しているそう。アユモドキと違って「卵・産む場所・大丈夫(ニッコリ)」なのでしょうか…。

なんかすごい白っぽいロブスタがいました。

シニボティア・ロブスタ、個体によって色合いとか模様が様々なような気がしますがこちらは色変わり個体なのかな。よくわからない

2022/10/27 エゾハナカジカ

なんと!エゾハナカジカがめちゃくちゃ手前で2匹も観察されました。

前回は奥の方にいて、ひょっとしてそこが定位置になるのか、或いは某ドジョウのように二度と……いやなんでもないです。

なんとドアップです。

不敵な表情!リラックスしてますね。いいシモフリです。生息地はこういう岩質が多いのかなと妄想してみたり。

ありゃ、もう一匹出てきた!

石の裏側にいたようです。すげー3ショット。

ま、待って隅の方からなんか出てきた…!

              / ニョキッ \

えーすごい。1枚の写真に4匹納まったwwww

なんというサービス精神!!!というか、たまたまw

とりあえず、新しい環境にもよく慣れたようでよかったです。ひょっとしてウツセミカジカよりも観察しやすいのではw

綺麗な斑紋!名前の通り「華」がある魚ですね、描きたくなります。

2022/10/27 イチモンジタナゴ

イチモンジタナゴです。好きタナゴ!

淡い、落ち着いた色合いになりました。だがそこが良い。

めっっっっっちゃちっちゃいミナミメダカが観察されました。ひょっとしてここで生まれたのかな?1センチぐらいです。きょうトトの腕では写真はこれが限界灘……。

8月頃ワンド水槽にミナミメダカが入って、なんでなんだろ…ってずっと気になってたんだけど、ひょっとして真上から見た在来メダカの姿を覚えて欲しい、身近な水路に妙な色のメダカがいないか見守って欲しいってことだったりする??(違うかも)

おやシジミが……。

中身入ってないよね。どこから来たのかな。

2022/10/27 デメモロコとイトモロコ

デメモロコです。
希少魚コーナーの上の段。

イトモロコです。こちらはデメモロコの下。


げんざい開催中の企画展「ココがちがうんです」で完全に見分けができるようになりました。

個人的には側線鱗の違いが一番わかりやすいですね。ぐにっと前方で曲がってるのがデメ。ちなみに「くらべてわかる(図鑑)」だとデメの側線麟、「幅は普通」って書いてあります。いや、ふ、普通てw

2022/10/27 きょうのゆる流

ゆる流水槽、給餌が始まりました。

ご飯だご飯だー。

ニホンスッポンも現場に急行します。

魚たちに比べるとやはりすこしゆっくり。

頑張って食べています。

種名板によりますと、貝類や小魚、水生の小動物を食べるそう。そんなに俊敏には見えないんだけど小魚食べれるのか…。

よく肥ったギンブナ。

改めて見ますとコロンとして可愛らしいですね、色も綺麗だし。癒しです。

2022/10/27 ウシモツゴ

ウシモツゴの水槽に植栽が入ってる~。

日の光を受けて綺麗ですね。

水草全然詳しくないんですけどこの葉の形状から検索すると「ホザキノフサモ」かなぁ。

全国の湖沼、ため池、河川、水路などで見られるようです。ホザキノフサモなら。

ウシモツゴ成魚。

黒っぽい銀色がカッコイイですね。いかつい顔つきも。

こちらは未成魚。すでにウシモツゴの顔になってますが、やはり可愛らしいですね。

エラの赤色が幼魚っぽい。

ヌマエビがたくさん群れていました。ミナミヌマエビかな。

スジエビの時代は終わった……時代は「「「「ヌマエビ」」」」!!!!(誰?)

2022/10/27 ミシシッピアカミミガメ~日本への移入とこれから~

田んぼのピックアップ水槽、展示替えされてました。ジムグリ種名板撮り損ねた……。


田んぼから完全に話題が離れました。ミシシッピアカミミガメです。

いわゆる「ミドリガメ」の正体はこちら、ミシシッピアカミミガメ。原産は北アメリカの外来ガメ。

おー居ました居ました。ちびっこくてかわいいぃぃ!!

お祭りや縁日なんかで「カメすくい」というのがかつては(今も?)あったようです。こんな可愛いカメさんがいたら、連れて帰りたくなっちゃいますよね。でもちょっと待ってください。

\ でででーーーーーん!!!!!! /

幼体の隣りに成体が展示されています。でかっ!!!2016~17年の「話題になった生き物たち」の一番最後の水槽で展示されてた個体かな?と思って写真見比べてたんだけどちょっと違うような気がする……あれもデカかった。

早速見比べてみましょう。

うぉぉぉぉ……すごい体格差、ほとんど詐欺のような。矢印のとこにいる幼体を見て、右の最終進化系を想像できる人はどれくらいいるでしょうか。

ミシシッピアカミミガメは成長すると甲長約30センチ。一般家庭でのびのび暮らせるような環境を整えるのはかなり難しそう。しかも平均的な飼育寿命は30年。小学生の時にすくってきたカメを看取るころには、住む場所も家族構成も変わっていそうですよね。

かくして飼い切れなくなったカメたちは川や水路に捨てられ、いまではほぼ全国で分布が確認できるのだとか。酷い話です。アカミミガメが入って来たどの場所でも、日本の在来の生きものが生活していたはずです。アカミミガメに食べられてしまったり、エサを取られてしまったり、交雑してしまったり、病気など様々な問題が引き起こされています。

生きものを飼う前にはどれくらい大きくなるのか、寿命はどれくらいなのか、エサや設備、病気をしたときなどにどれくらいお金がかかるのかなど十分調べておく必要がありそうですね。人間の身勝手な行いで生態系に影響が出て、困るのは人間自身です。

来年から、ミシシッピアカミミガメアメリカザリガニに関する規制が変わるようですが、今飼育している個体は引き続き飼い続けても問題なさそうです。決して野外に放出せず、生きものは責任と愛情を持って最後まで!よろしくお願いいたします。