きょうのアクアトト

世界淡水魚園水族館アクア・トト ぎふウォッチャー。週に一度はアクアトト。

2016/10/5 里川 長良川の生き物たち

台風が近づいています。
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よく動いている、オオサンショウウオ。良いですねぇ。

話変わるけど先日岐阜市長良川うかいミュージアムにて開催中の特別展示「世界農業遺産認定記念展 『里川』長良川の生き物たち」を見てきました。
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里山」に住むヒトに馴染み深い生きものの剥製、「里川」の自然、「人里」の伝統文化が紹介されていて、川をめぐる人(文化)と自然(生きもの)の結びつきが目で見て直感的に理解できます。

展示は残念ながら撮影禁止なのですが、「里川」コーナーにオオサンショウウオの剥製(?)がありました。ギャラリートーク中、話者の方に「アクア・トト常設のオオサンショウウオと同じくらいの大きさですか?」と話を振られたのですが、
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体長と体重をパッと答えられなくて、大変悔しい思いをいたしました。。。。トト・ウォッチャーの名折れぞ。

知っている(記録している)限りですが、2013年当時で体長110cm、2015年当時で体重9.2kg。覚えておきましょう。
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保護された野生個体だそうなので年齢は不明。脇腹に歴史有り。

岐阜県によると里川とは「手つかずの自然の中で環境が保たれている自然河川ではなく、森林管理や水防施設、清掃管理など人が適正に関与することにより生活領域の中を流れつつ、生活水源・漁場・農業用水等の経済的価値、及びレジャー・景観・歴史・文化等の精神的な価値を有し、かつ、生物多様性を保持している。いわば里山に発し里地を流れる川」(長っ)だそう。

うかいミュージアムの特別展示「世界農業遺産認定記念展 『里川』長良川の生き物たち」は2016年10月17日(月)までです。詳しくは下記PDFを。

http://www.ukaimuseum.jp/img/tokubetsutenji21.pdf

ちなみに農業遺産に認定されているのは長良川「上中流域のみ」。