きょうのアクアトト

世界淡水魚園水族館アクア・トト ぎふウォッチャー。週に一度はアクアトト。

2017/1/6 幸運を呼ぶ!?白いスッポン

明けましておめでとうございます。2017年、トト初めでございます。
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まだお休みの学校もあるようですが、今年は1/4から平常運転開始の企業も多かったようです。

おや、こちらは会社行きたくないモードでしょうか。
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いいえ違います。こちらはエントランスのテーマ水槽で展示中の「白いスッポン」です。
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こいつは春から縁起がいいや。新聞でも取り上げられましたよ。

岐阜)「アクア・トトぎふ」で白いスッポン展示:朝日新聞デジタル


「白い」っていうはもちろんですが、きょうトトはスッポン自体、実はあまりよく見たことがないのでとても興味深いです。
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ニホンスッポン、トトの常設展示には居ないんだよね。以前、GWのイベントで見たのがほぼ唯一のスッポン体験。トトワゴン懐かしいね。そういえば他の水族館でもあまり展示してるの見たことないなあ。。岐大の楠田先生の調査によると岐大周辺ではニホンイシガメとニホンスッポンはほぼ同じ生息数らしいのですが、きょうトトはまだ遭遇したことはありません。川でお会いした地元の人なんかに「このへんスッポン捕れるよ」って教えてもらうことが多々あるんですけどね。イシガメやアカミミガメとはきっと生態が異なるのでしょう。

ではゆっくり観察してみましょう。この手のひらの水掻きというかヒラヒラ、すごいですね!
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パッと開くとウチワのようです。「指は3本」って書いてるサイトがあってえっ?と思ったのですが、確かに爪が突出してるのは3本だけで、3本指に見えなくもないですね。

後肢も指の間の膜がとても発達しています。
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泳ぐのに特化した作りになってるんですね~!スッポン、泳ぐのとても速くて最大で1秒間に体長の約2倍の速度が出るそうです。ソースはここ「スッポンの泳ぎから最速泳法」・・・・・・!

スッポンといえばやっぱりこの長く伸びた鼻です。科は違うけどマタマタもこんな感じですね、よっぽど水から出るのがイヤなんだなw
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あとスッポンと言ったらやっぱり噛む力が強い、ってことでしょうか。たまたまこっち向いて口を開けてくれました。これ歯・・・って言っていいのか皮膚に埋もれたクチバシとでも言いましょうか、ギロチンみたい。噛まれたらホント痛そうです。

背中はこんなかんじ。ありゃー甲羅がありません!
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ふつうのカメと違って革のような皮膚で背中が覆われているようです。触ったらどんな感じなんだろう。柔らかいのかな。

イラストの通り、よーく見るとこの白スッポン、ちゃんと目が赤いです。
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生まれつき黒色のメラニン色素を持たないアルビノ個体は、目の中の毛細血管が透けて赤色に見えるのだそう。白ウサギとかハツカネズミ、企画展で展示中のメキシコサラマンダーもそうだよね。

はい腹面もドゾー。
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これまた一般的なカメとずいぶん違います。下半身のザックリ感よ、、、これ後肢は引っ込まないですね。

展示中の個体は忙しく泳ぎ回っていて見てて飽きないです。
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縁起の良い白いスッポン、展示は1/22(日)までです。ぜひー。

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そうそう、1/9(祝)まで各日先着100名の入館者に「白いスッポンお守りシール」配ってます!きょうトトもゲットしました^^
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岐阜市の金神社でご祈祷されてるそうです。みなさんぜひぜひ。