きょうのアクアトト

世界淡水魚園水族館アクア・トト ぎふウォッチャー。週に一度はアクアトト。

2017/1/11 イトヨとトミヨとトゲの数

トゲウオの種名板が変わっているのに今日初めて気づいたものです。
f:id:aquatottotoday:20170112060533j:plain
以前撮った写真で確認するとだいぶ前ですね、ヤチウグイが入ったころでしょうか。展示生物も以前とは入れ替わっているのかもしれません。

こちらが「イトヨの仲間」。
f:id:aquatottotoday:20170112060534j:plain
ハリヨによく似ていますねー。背中のトゲは3本。大きなトゲなので立てていると目立ちます。

こちらがトミヨの仲間。細かすぎてなかなか撮れないけど、トゲは7本以上だそう。
f:id:aquatottotoday:20170112060535j:plain
スマートですね。カッコいいなぁ。

過去写真にきれいに撮れてるのがありました。わー9本もある。
f:id:aquatottotoday:20170112060536j:plain
この頃の種名板は「トミヨ」だったと思うので、上のトミヨの仲間とは違う種類なのかもしれませんが。

種解説の文章を引用しますと、「イトヨの仲間には、ハリヨ、ニホンイトヨ、太平洋系降海型イトヨ、太平洋系陸封型イトヨがいます。一方、トミヨの仲間には、エゾトミヨ、ムサシトミヨ、トミヨ属淡水型、トミヨ属汽水型、トミヨ属雄物型、すでに絶滅したミナミトミヨがいます。」とのこと。ミナミトミヨ、そういえば京都水族館で標本見たっけ。
f:id:aquatottotoday:20170112120443j:plain
背中のトゲたくさんありますね、トミヨの仲間ですね。

雄物型ってなんだろう?と思って少しだけ検索したのですが5秒で頭痛が痛くなってきました(´Д`;)、、、去年(2016年)出た論文で分類に進展があったようです。オイカワマル先生のブログがわかりやすいです。

論文 - 湿地帯中毒

エゾトミヨの上の最後の一文が効いてますね。オイカワマル先生文章巧いなぁ。。