きょうのアクアトト

世界淡水魚園水族館アクア・トト ぎふウォッチャー。週に一度はアクアトト。

2017/6/13 岐阜県の魚類

アッ、今日はアジメ水槽の湧水が右翼だ。
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どういう仕組みなのか、この湧き出す場所ってよく変わりますね。潜りやすくなってるのか、湧出しているところには必ず「おはどじょう」の姿が。この個体はシッポが「おはよう」しちゃってますがw

アジメドジョウ、ホントに繊細で美しい模様ですよね。
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個体ごとに微妙に違うのも魅力。

生態も、他のドジョウと違って個性的なようです。
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口が下向きでヒゲが短いのも特長。可愛らしいですね。

また話変わるけど先日お仕事絡みで岐阜大学に行って来ました。
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地域科学部・向井研究室へ。仕事の成果物を受け取りに行くという口実でしたが、

実は巷でウワサのこの本の進捗を偵察しにきたのでした。じゃん。f:id:aquatottotoday:20170614104607j:plain
すいぶん前から出る出ると囁かれていた岐阜県の魚類 Fish of Gifu」、いよいよ世に出るようです。向井先生からリリース許可頂いたのでアップ。

わたしが最初に聞いたのは2013年だったかな?長良川河口堰関連の講演会の講演者紹介だったと思います。紹介者の人のセリフを今でも覚えてますw 実際には2010年くらいから始まった企画、現在第二稿校正中とのこと。表紙デザインのパターン多っ。
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表紙・裏表紙はもちろん、「岐阜県を代表する魚」となります。そこはもちろん「アユじゃない」w

アジメドジョウは裏表紙を飾っています。
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正面顔!良いですねー。いろんな種類のコラージュが図鑑の表紙の常套なんでしょうけど、一種にドーン!と絞るのがメッセージ性あって良いですよね。

撮るの忘れたのでアレですが、図鑑の表紙は「カワヨシノボリ」でした。水族館にももちろんいます。アブラハヤの水槽でとても目立ってます。
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川を愛する人間にはお馴染みのサカナ。普通種が普通に泳ぐ川の有り難さよ。

校正中の原稿を一足先に全部めくって来ました。全109種、と思いきや土壇場でもう1ページ増えて堂々の110種掲載です。コラムもたくさん。水族館の方も執筆されてます、お楽しみに。
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アユだけじゃない、岐阜の魚たちの記録。地域の魚類図鑑の決定版となるであろう一冊、発売を待ちましょう。

向井先生のブログはこちら↓

図鑑、作ってます: なんてったって,さかなのおうさまは,みなみのうみの100まんびきダボハゼさ