もう11月なんですが、「まだいい感じ」のアブラボテ。
盛んに他の魚を追っかけてました。ポッチリした追星も健在。
先週の講演会で聞いた話。岐阜県ではアブラボテ、まだ割と生息しているそうなんですけど、場所によって婚姻色が違うタイプ(尻ビレの淡色帯が濃いオレンジ)のアブラボテが見られるんだとか。DNAを調べてみたら、なんとなんと九州産のアブラボテとの交雑体だったんだそう。
アブラボテが増えればいいなと思って愛好家の方が安易に放流したのかもしれません。交雑はある意味絶滅と一緒で、起きてしまうともう二度と元には戻りません。新種が生まれたのではなく「多様性が1減った」ことになるのではと思います。ノネコ問題といい、自分の好きな生き物しか見えていない人って本当に残念ですね。