きょうのアクアトト

世界淡水魚園水族館アクア・トト ぎふウォッチャー。週に一度はアクアトト。

2018/1/28 外来魚情報交換会

ゲンゴロウです。
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タガメ
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アメリカザリガニ
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3つの小水槽は並んでいます。
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あとタイコウチコオイムシも。カテゴリは「水田と用水路の生きもの」。確か

話変わるけど昨日(2018/1/27)、滋賀県草津市で開催された「第13回外来魚情報交換会」に参加してきました。都合により(残念ながら)一日目の本会のみ。
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外来魚情報交換会は琵琶湖でオオクチバスブルーギルの駆除を行っておられる「琵琶湖を戻す会」さんの主催。年1回、全国各地で外来生物の駆除を行っている方々が活動を報告、情報を共有されているそう。話には聞いていたのですがきょうトトは初参加です。缶バッチは100円の寄付で2個選べるよ。悩んだ揚げ句、アブラボテとスナヤツメに。よく考えたら別に悩まずとも200円でも300円でも1000円でも払って好きなだけゲットすれば良かったのだった、、、

元々はバス・ギルの駆除についての情報共有がメインだったそうですが、近年は魚類に限らず広く外来生物の話題を取り扱っておられるそうです。一日目はザリガニ(タンカイザリガニ、アメリカザリガニ)の発表が4題。
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とあるビオトープタガメ。パラダイスですね。もう日本の多くの地域では幻に近いゲンゴロウも観察できる夢のような場所なのに、アメリカザリガニの侵入で苦慮されているそうです。奴らには池干しも効かないし、徒歩で移動していくしなぁ、、、。

別の発表ではアメザリ捕獲マシーンの紹介。ペット用の自動給餌器を利用して改良を重ね、かなり効率的に捕獲できるようです。左下の写真、美味しそう........
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ザリガニの他、ミシシッピアカミミガメの話題、水陸両生のターミネーター植物・オオバナミズキンバイの話題も。魚類ではヘミクルター(カワイワシ)なんて聞き慣れない生きものの話題や、オールド・トトファンには懐かしいダントウホウの話題もありました。

次々と現れる国外・国内外来種には暗澹たる気持ちになりますが、テレビ番組の影響で池干しなどに関心が集まる昨今、一般の人にも理解が広まると良いですね。
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興味のある方はご参加を。例年1月末か2月頭くらいに開催されてます。一般参加可、参加料は無料(資料代500円、希望者のみ)です。詳しくは、下記。

外来魚情報交換会