きょうのアクアトト

世界淡水魚園水族館アクア・トト ぎふウォッチャー。週に一度はアクアトト。

[話題]イモリ展のイモリたち (3)シリケンイモリ

今週アクア・トト行けなかった・・・しくしく。
もうイモリ展の会期も少なくなってきて、オワリ涙目。みなさんもお早めに。

さてさて写真まとまったのでシリケンイモリいきましょうか。
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奄美諸島沖縄諸島に分布するイモリ。アカハライモリとよく似てますね。「尾が剣のように細長く、先端が尖ることから」シリケンイモリの名がついたそうです。シリにケンがついてるねーみたいなノリでしょうか。
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水槽の中でも特にスレンダーな尾を持つ個体。

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こちらはちょっと幅広。オスメスの違いなのかもしれません(要確認)。

水槽はこんなかんじ。
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水場と陸場が半々くらい。奥の植栽が南国ぽくて実にグー。

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大きい個体がよく水の中にいるかなーという印象です。よく泳ぎます。撮るの難しい

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腹側はきれいなオレンジ色。

f:id:aquatottotoday:20140606094443j:plainわーパツン・パツンだねw
この写真見てて思ったのですが、イボイモリだけじゃなくて、イモリ全般というかもしかして有尾目全般、肋骨って水平に突き出てるんですね。内臓をくるむような形じゃないんだ。今まで考えたことなかった・・・小型サンショウウオなんかあんなに筒型の形なのにね。不思議。

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ちょっと小さめの個体は陸場の奥の方でよく見ます。

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実に愛くるしいです。

ところで。下の写真はよその園館で撮ったシリケンイモリですが。

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体表の模様がずいぶんちがいますね。手元のバイブル「山渓ハンディ図鑑 日本のカエル」によりますと、「沖縄諸島にすむものは、地衣類のような模様が体表に現れているものも見られる」とのことです。
展示中のシリケンは沖縄か奄美か、どちら産かわかりませんが、面白いですね。

ちなみに「シリフリン」の「シリ」は「尻」じゃないそうです。
な、なんだってー!

先日幼生も追加展示されました。今から行く方はホントにお得。

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シリケンの子はやっぱりシリケンなのか、親個体・他の幼生と見比べて見てね。

イモリ展はアクア・トトぎふにて6/30(月)まで。