【まとめ】企画展「アフリカ 進化の湖」
2015年7月18日(土)から2015年12月13日(日)まで世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふにで開催された企画展「アフリカ 進化の湖」。
無いようなので作りました、展示されていた生体全種まとめです。オレがやらずにだれがやる。
湖ごとに分けてます。「表示名」は種名板の表記そのままです。あいうえお順にしています。読み方は人によって違うと思いますので、「学名」の方を参考にして下さい。このページに画像貼ると大変なことになるので、きょうトトにて記事に取り上げた種は「タグ」項目のところにリンク貼ってます。「展示」の項目に「単」がついているのは、一種類がひとつの水槽に入っていたという意味です。なので、同定に関しては間違いないです。逆に言うと混泳(「単」マークなし)の生体は、わたしの思い違いもあるかもしれないのでリンク先の写真と種名が一致しているかは要確認。
タンガニーカ湖リストの「常設」項目、企画展終了後に2Fタンガニーカ湖水槽に入ったものは「○」、もともといた種は「◎」です。生体なので常に展示されているかはわかりません。どうしても見たいという方は、館にお問い合わせの上、お出かけ下さい。
【タンガニーカ湖】
表示名 | 学名 | 展示 | タグ | 常設 |
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アルトランプロローグス・カルバス | Altolamprologus calvus | ○ | ◎ | |
アルトランプロローグス・コンプレシケプス | Altolamprologus compressiceps | ○ | ◎ | |
オフタルモティラピア・ベントラリス | Ophthalmotilapia ventralis | ○ | ○ | |
カロクロミス・マクロプス | Callochromis macrops | ○ | ○ | |
キプリクロミス・ミクロレピドータス | Cyprichromis microlepidotus | ○ | ○ | |
キプリクロミス・レプトソーマ | Cyprichromis leptosoma | ○ | ○ | |
クセノティラピア・フラビピニス | Xenotilapia flavipinnis | ○ | ○ | |
シノドンティス・ペトリコーラ | Synodontis petricola | ○ | ○ | |
シノドンティス・マルチプンクタータス | Synodontis multipunctatu | 単 | ○ | ◎ |
ジュリドクロミス・オルターナス | Julidochromis ornatus | ○ | ||
ジュリドクロミス・ディックフェルディ | Julidochromis dickfeld | ○ | ||
ジュリドクロミス・マルリエリ | Julidochromis marlieri | ○ | ||
テルマトクロミス・テンポラリス | Telmatochromis temporalis | ○ | ○ | |
トロフェウス・モーリー | Tropheus moorii | 単 | ○ | ◎ |
ネオランプロローグス・カウドプンクタータス | Neolamprologus caudopunctatus | ○ | ○ | |
ネオランプロローグス・ファスキアータス | Neolamprologus fasciatus | ○ | ||
ネオランプロローグス・プルケール | Neolamprologus pulcher | ○ | ○ | |
ネオランプロローグス・ブレヴィス | Neolamprologus brevis | 単 | ○ | ◎ |
ネオランプロローグス・ヘリアンサス | Neolamprologus helianthus | ○ | ○ | |
ネオランプロローグス・ボウレンゲリー | Neolamprologus boulengeri | ○ | ||
ネオランプロローグス・マルチファスキアータス | Neolamprologus multifasciatus | ○ | ○ | |
ネオランプロローグス・ムスタックス | Neolamprologus mustax | ○ | ○ | |
ネオランプロローグス・レレウピィ | Neolamprologus leleupi | ○ | ○ | |
フェザーバーベルキャット | Phyllonemus typus | 単 | ○ | |
ペリソーダス・ミクロレピス | Perissodus microlepis | 単 | ○ | |
ランプリクティス・タンガニカヌス | Lamprichthys tanganicanus | ○ | ○ | |
ランプロローグス・オケラータス | Lamprologus ocellatus | ○ | ||
ランプロローグス・メレアグリス | Lamprologus meleagris | ○ | ○ | |
ランプロローグス・レマイリィ | Lamprologus lemairii | ○ | ○ | |
ロボキロテス・ラビアータス | Lobochilotes labiatus | 単 | ○ | ○ |
【マラウィ湖】
表示名 | 学名 | 展示 | タグ |
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アウロノカラ・バエンシー | Aulonocara baenchi | ||
イオドトロフェウス・スプレンゲリー | Iodotropheus sprengerae | ○ | |
オトファリンクス・リトバテス | Otopharynx lithobates | ||
キルトカラ・モーリー | Cyrtocara moorii | ○ | |
コパディクロミス・ボルレイ | Copadichromis borleyi | ||
シュードトロフェウス・シアネオルハブドス | Pseudotropheus cyaneorhabdos | ○ | |
スキアエノクロミス・フライエリー | Sciaenochromis fryeri | ○ | |
ディミディオクロミス・コンプレシケプス | Dimidiochromis compressiceps | ||
ニンボクロミス・ベネスタス | Nimbochromis venustus | ○ | |
ニンボクロミス・リビングストニー | Nimbochromis livingstonii | 単 | ○ |
プラキドクロミス・フェノキルス | Placidochromis phenochilus | ||
プラキドクロミス・ミロモ | Placidochromis milomo | 単 | ○ |
メイランディア・ロンバロドイ | Maylandia lombardoi | 単 | ○ |
ラビドクロミス・カエルレウス | abidochromis caeruleus | 単 | ○ |
ラベオトロフェウス・フエレボルニ | Labeotropheus fuelleborni | ○ |
【ビクトリア湖】
表示名 | 学名 | 展示 | タグ |
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ハプロクロミス・オブリクイデンス | Haplochromis obliquidens | ||
ハプロクロミス・キロテス | Haplochromis chilotes | 単 | ○ |
ハプロクロミス・サウヴァゲイ | Haplochromis sauvagei | ||
ハプロクロミス・ニエレレイ | Haplochromis nyererei | ||
ハプロクロミス・フィリフォセファルス | Haplochromis pyrrhocephalus | ○ | |
ハプロクロミスの仲間 | Haplochromis sp. | ○ | |
リソクロミス・ルブリピニス | Lithochromis rubripinnis |
以上、全52種!「ハプロクロミスの仲間」は3種いたようなので54種かも?どっちにしても、すごいですね~。カンパンゴと、標本になってたやつは入れてません。
あとみんな気になってる「シクリッド診断」の答え合わせをしておきましょう。
以下、診断結果ペーパーの解説の引用です。
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(1)ロボキロテス・ラビアータス
タンガニーカ湖にすんでいます。全長30cmほどの大型にそだつシクリッドです。体が大きくなると唇も大きくなってくることが特徴です。まるで辛い物を食べた後のよう?
(2)ラビドクロミス・カエルレウス
マラウィ湖にすんでいます。オスもメスも鮮やかな黄色の体色をしています。メスは生んだ卵を口の中に入れ、大きくなるまで育てる"口内保育"を行います。
(3)ペリソダス・ミクロレピス
タンガニーカ湖にすんでおり、普段は群れを作らずひとりで生活をしています。素早くおよぎ、背後からほかの魚のウロコをはぎ取って食べます。
右から獲物を狙う右利きと、左から狙う左利きが存在します。
(4)ニンボクロミス・リビングストニー
マラウィ湖に生息し、普段は単独で生活しています。湖の底に横たわり、死んだふりをして餌となる小魚をおびき寄せ、近寄ってきたところを食べる習性があります。
(5)トロフェウス・ドゥボイシ
タンガニーカ湖にすんでいます。岩などに生える藻を食んで食べる藻類食のシクリッドです。
子どもとおとなで、体の色がちがいます。
(6)ネオランプロローグス・ブリシャルディ
タンガニーカ湖の岩場に群れを作って暮らしています。群れの中には、親とは別に子育てに協力する個体(ヘルパー)がいることがあります。小型の甲殻類や、ケイ藻などを食べる雑食性のシクリッドです。
(7)ハプロクロミス・フィリフォセファルス
ヴィクトリア湖の沖合にすみ、プランクトンを食べます。オスは体が鮮やかな色になりますが、メスは地味な色をしています。
(8)スキアエノクロミス・フライエリー
マラウィ湖にすむシクリッドです。オスの体色は鮮やかな青色で、メスはオスと比べて少し地味。メスは生んだ卵を口の中に含み、ふ化してもしばらくは口の中で子育てをします。
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スキアエノクロミス・フライエリー当たったー(゚∀゚)辛いもの好き=ラビアータス、こういうことだったのです。スッキリしましたね(笑)シクリッドの多様性がよくわかる、良企画でした。
さて明日12/19(土)からはいよいよ新企画展「世界のハイギョ」始まります。楽しみですね!