きょうのアクアトト

世界淡水魚園水族館アクア・トト ぎふウォッチャー。週に一度はアクアトト。

2016/2/23 長良川のウナギ

ゆる流水槽の、ニホンウナギ
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で か い w

話変わるけど先週末2/21(日)。
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愛知県主催の「清流長良川流域の生き物・生活・産業」連続講座第2回「絶滅危惧種ウナギを食す日本!長良川に生きぬくウナギと伝統漁法から鰻をうまくいただく未来を考えよう!」という、自分参加史上最強に長いタイトルの講演会に参加して参りました。

長良川を以前のようなウナギであふれる清流に戻すにはどうしたらいいか?というのがメインテーマのはずの講演会でしたが、きょうトトの参加目的のひとつはそう、大橋亮一さんのお話を聞きたい!というものでした。
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毎年アクア・トトさんに天然のサツキマスを届けて下さる、川漁師の大橋さんです。大橋さんのお話は本当に面白い!大ファンです。昔の長良川のウナギ採りのお話を聞かせて頂きました。上の写真はウナギ採りのヒミツ兵器を手にする大橋さん。これでウナギをひっかけるんだって!

以前「長良川漁師口伝」(絶版です)で読んですごく印象に残っていたウナギ採りの話、直に聞けて感激でした。これは大橋さん手作りの、ウナギを採る漁具。「のど(返し)」が二重になってます。
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川に生きる人のお話は本当に面白いです。以前ウナギ展で覚えた「カニクイ(淡水で育ったウナギ)」はマズいんだってー!マジでぇ!?美味しいのは、1キロで3~5匹くらいの大きさのウナギで、落ちウナギ(産卵のため海に下るウナギ)はまた格別とか。大橋さんが言うと、ほんと~に美味しそうなんだよね~(´¬`)

あ給餌。
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ソウギョ
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大きな口で掃除機のようにエサを吸い込む様子は圧巻!

ウナギたちも上へ下へ、果敢にエサを取りに行きます。なかなかに素早い!
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上流・中流・下流と海とが隔たることなくつながってこその清流だと思いませんか。減ったら輸入すればいい、放流すればいい、養殖すればいいではなく、アユもウナギも勝手にやってくるような、真に世界に誇れる清流が取り戻せたら素敵なのになーと、きょうトトは思います。

みなさんはどう思われますか?