2016/9/8 カメのおへそ
ニホンイシガメです。
たぶんオス
いきなり話変わるけど先日ニホンイシガメの孵化幼体を見に、岐阜大学の淡水生物園に行ってきました。
応用生物科学部・K田先生のご厚意です。ニホンイシガメは野生下では6月頃から産卵が始まって、ちょうどいまごろ孵化するようです。今年はちょっと早いみたい。
ちょっとしたハプニングでイシガメ絶賛孵化中のところに遭遇してしまいました。
まさに今!誕生した子ガメたち。
孵化の瞬間。動画でドーゾ。
キョロキョロしたあとに瞬きするところ(開始11秒くらい)がきょうトトの最高瞬間視聴率。
さて子ガメをひっくり返してみますと。
おぉぉぉぅおなかに卵黄がくっついています!!すごい!!!カメにも「おへそ」があるんですね!卵黄は、数日で体内に吸収されるそうです。写真撮り忘れたけど、卵黄が吸収されたあともしばらくは「おへそ」の穴が見られます。
成体。
おへそがあったなんて全然わかりませんね。人間はどうしておへそが残っちゃうんだろう?おへそって必要??
あと、成長したイシガメの甲羅の後縁部ってこんな風だけど、
孵化したばかりの幼体は、やたらギザギザなんですね~
成長する間に摩耗しちゃうんですかね。他のカメもそ~ぉ?
ニホンイシガメは環境省・岐阜県・岐阜市ともに、準絶滅危惧種に指定されています。
岐阜市産のニホンイシガメを守る岐阜大学の取り組みについて、興味のある方は下記もご参照ください。
ハロー!ワールド・ニホンイシガメ - 「岐阜の自然考」をめぐる旅