きょうのアクアトト

世界淡水魚園水族館アクア・トト ぎふウォッチャー。週に一度はアクアトト。

2016/12/13 魚好きやねん

3Fゆる流水槽のギンブナです。
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銀色・・・でもないような気もしますが、ギンブナ。

話変わるけど昨今巷のウオラーをザワザワいわしてるこういう小冊子があります。ジュンク堂書店池袋店で現在開催中のブックフェア「魚大博覧会」で配布されている、魚好きによるエッセイを収録した特別冊子「魚好きやねん」。東京池袋のほか、那覇・福岡・三宮・梅田などで配布されるそうな。東海地方では手に入らないようでガッカリしていたのですが、思いがけずちょっと早めのサンタさんがきょうトト家にやってきてくれました\(^o^)/
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魚への思いあふれる素敵なエッセイ35題!専門家の最新の研究の一端に触れることもでき、大変読み応えのある一冊になっています。これが無料配布なんて。

海水魚の話題が多いのですが、カマツカ(中島淳さん)や熱帯の雑魚(丸山宗利さん)、ウナギ(黒木真理さん・塚本勝巳さん)、アユ(西田睦さん)などアクア・トトでもお馴染みの魚の話題もあって楽しいです。そうそう、水族館のえさやりのコツ(西源二郎さん)とかもあるよ。
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なかでも、近畿大学の細谷和海さんの「恐るべし水の中のアマゾネス,ギンブナ」、メスだけで単為生殖する仕組みがすごくわかりやすく書かれていてとても面白かったです。この種解説の「精子がきっかけ」のとことかね。確かに、キンブナやニゴロブナのオスはお気の毒ですw「3倍体」って聞くと固まるきょうトトですが、大変勉強になりました。

というわけでこちらもアマゾネス軍団、女子女子女子女子なんですね。
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キンブナ(っていうのもいるのか)とかニゴロブナは普通にオスもいるんだって。

そういえばそろそろこれ考える時期だなぁ・・・・・・。
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今年もあるのかな、トト漢字。もうそろそろ来年のことを言っても鬼も笑うまい。

下流水槽のギンブナはとても立派です。コイみたい。3倍体について調べてたらこういうページがヒットしたのですが、「3倍体のメスは卵を産まないので成長し続け、おいしい肉質のまま大きな魚になる」っていうのと関係あるんですかね。ていうかここはワタカもめちゃデカいですよね。f:id:aquatottotoday:20161214100713j:plain
身近なお魚も色々知ると興味深いですね♪

12/13はまだ続く。