きょうのアクアトト

世界淡水魚園水族館アクア・トト ぎふウォッチャー。週に一度はアクアトト。

2018/3/24 カエル合戦とはなにか

水族館前のサクラ。
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近隣の木曽川堤防道路沿いでは本日すでに満開でしたが、こちらはまだもう少しかな。

4Fのヒキガエル水槽。
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幼生たち元気に泳いでいました。

話変わるけど先日の雨の夜、アズマヒキガエルの某産卵地に足を伸ばしてきました。去年の繁殖期に見に行ったけど、結局成体も卵紐も見つけられなかった場所。
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今年はジャストミート!抱接ペアの姿が散見されました。素晴らしい。

産卵地の周囲には、メスを求めるオスの姿がたくさん見られました。あちこちで、抱接ペアからメスと奪おうとしたり、誤ってオスに抱きつこうとするなど、いわゆる「カエル合戦」が見られました。水族館で小規模なカエル合戦は見たことありますが、こんなに密度の高い産卵地に来たことがなかったので、実際に間近で観察したのは初めて。
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水場のそばでメスを待っていた個体をちょと失礼して。こんな風に脇腹を持つと、「クゥクゥ」といわゆるリリースコールを上げます。メスじゃないから離して、というサインですね。このリリースコールが水場のあちこちから聞こえていました。盛り上がってるねー!

試しにメス待ちしているオスの前で手を動かすと、
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アーッ!つかまってしまいました。人間の手でもおかまいなしです。これがまたすごい力!ちょっと振ったぐらいでは絶対離しません。むしろギュウギュウ力を入れて締め上げてきます。

卵紐も見られました。1ペア分かな?
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この夜がピークだったのかな。無事に上陸して、成長してまたここに姿を見せて欲しいなぁ。

水族館では先週観察されたペアが解消されていました。
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この腕の太さ、オスですね。求愛された(?)記憶が蘇って胸アツ。