さて今日は「ヒダサンショウウオの卵のうの特別展示が始まった」と聞いて駆けつけたわけだが。
ドキドキ......
あーっと!これはでかい!!
ヒダの卵のう、初めて実物を見たのですが、ハコネやコガタブチ、カスミなどの卵のうをイメージしているとその大きさにとにかく驚きますね!やはり大型種の卵のうは大きいのか...そういえばクロも図鑑などで見てイメージしてたのとサイズ感が全然違ってて、去年ビックリしたなぁ。やはり実物見るの大事。
5/9産卵だそうです。公式ブログに詳しく書かれてますけど、流水性のサンショウウオの飼育下での繁殖は難しく、約8年越しの快挙だそう。卵のうを見つけられた時は嬉しかったでしょうねぇ。
ブログの2枚目の写真、青みがかって本当にきれい。床材の影響か、吸水したら少しくすんでしまったとのこと。
こんな感じでめちゃめちゃ間近に観察できます。去年はクロサンショウウオだったので(卵のうが乳白色)発生の様子はほとんどわからなかったんですよねw
卵の上の方、モヤァッ・・・となにかになりつつあるような。産卵から2週間でこれくらいだと、結構発生に時間がかかるんでしょうか。焦らなくて長く楽しめそう・・・と言いながら、ヒマさえあれば(無くても)見に来てしまいそうな予感。
常設の成体です。今日はこんなところにw
ヒダサンショウウオ、大変美しいです。個人的には日本で一番と思ってます。顔立ちがまた良いのですよね。
そういえば去年、案内して頂いたフィールドでヒダサンショウウオを観察しました。野生下で初めて観察したヒダサンショウウオ。本当に感動しました。そのときの写真なんですが、
・・・・・・OH、これはひどい。おうちに帰って見てみたらこんなのしか撮れてなくて超ガッカリでした..........
この卵のうの展示、朝日新聞で記事になってました。(別窓で開きます)
岐阜)準絶滅危惧種のヒダサンショウウオ、産卵成功:朝日新聞デジタル
早ければ6月に孵化・・・って、30日も幅がある。飼育下ではよくわからないのかもですね。いやあ楽しみ楽しみ。初の受精卵なのに、展示してくださった英断に感謝です。順調に育ちますように!
諸事情により本日きょうトト、徹夜明けです。他に出かける用事もあったのですが、これだけは早く見なければ・・・と開館ダッシュで来ました。いや眼福眼福。今週末もやりたくない行事ごとで滅多打ちなのですが、隙を突いて突撃するよ。
5/24はまだもうちょっと続く。