2015/12/15 ウシモツゴの追星
先日レイアウトが変わりました。
ウシモツゴ水槽でございます。
話変わるけど先週末12/13(日)、滋賀県の琵琶湖博物館で開催された水田生物研究会を聞きにに行って参りました。
【琵琶湖博物館】イベント:第6回 琵琶湖地域の水田生物研究会
日本の原風景ともいえる田んぼにゆかりのある生物を取り上げて研究成果を発表する会です。わたしは初参加ですが、会自体は今年が第6回。「ハッタミミズダービー」と聞けばピンとくる方もいらっしゃるかも?
午前中のシンポジウムで、宮城県のシナイモツゴ郷の会のみなさんの取り組みが紹介されてました。あらやだ!これウシモツゴじゃないの!?
いいえ違います。シナイモツゴです。つい最近まで、ウシモツゴはシナイモツゴの亜種とされてきたそうです。そういえば学名がついたと話題になったのは今年でしたね。ところでこのいかついオスの顔、追星が出てます。あれっ、そういえばウシモツゴの追星ってどんなだっけ?
今は非繁殖期です。
立派なオスですが、色もあんまり黒くない。
こちらのオスも。
わずかに点列はあるけど。追星って感じじゃないかな??
それではストック写真を確かめてみましょう。ドン。
おおおお!あるぞよ追星が。シナイモツゴとおんなじです。しっかし目付き悪いなー!!!
というかあんまりちゃんとした写真がなくて超ガッカリしました。来年はちゃんと撮ろう。。
5センチくらいのちっちゃい個体。いっちょまえに黒くなってたのが可愛くて、パチリ。ブレちゃってるけど
シナイモツゴってよく聞くんだけど「品井」って書くんだって。知りませんでした。宮城県の品井沼がシナイモツゴ発祥の地だそうです。ちょっと変わった語感だなぁと思っていたら、アイヌ語の「シナイ(大きな沢)」からきてるそうな(Wikiより)。品井沼、干拓されて昭和30年代に完全に消滅したそうです。