2020/8/26 ナガレヒキガエル
アズマヒキガエルが集まっている。
なんか以前より増えた気がする……よくわからない
こちらはナガレヒキガエル。
鼓膜をみれば見分けは一目瞭然ですね。頭部の幅が広いのはメスだから?四肢もアズマヒキガエルに比べて長いですね。この水槽のナガレヒキガエルは基本的に上の写真のような、灰色がかったカーキ色。
話変わるけど先日渓流に行って来ました。
実はきょうトトはまだ野生のナガレヒキガエルの成体を見たことがなかったのです。今年こそは…と思い、地形図で居そうな場所(及びアクセスしやすそうな場所)に目星をつけて探索してみました。とりあえず幼生がたくさん観察されたので、この沢に生息しているのは間違いない!と確信して上流に向かいますと。
あーっと。
岩の上に小振りなヒキガエルが…!!!人生初・野生のナガレヒキガエルです。やったぁ!!!
その後も岩の上にたくさんのナガレヒキが佇んでいるのが観察されました。とにかく遠目からでも目立つ目立つ。こんなに見つけやすいとは知らなかった!
これは別の日に別の沢で。赤いですね!この沢にもたくさんのナガレヒキガエルが居ましたが、最初の沢と違って、みんな赤っぽかったり、どこかしらに赤色が散らばってて印象的でした。しかしこの大きな個体、全然逃げなくてちょっとビックリしたw
現地では(なんということか)全然気づかなくて、後で写真を見た人から指摘されて自分が気づいてなかったことに驚いたのですが、こんな感じで小振りで赤いアズマヒキガエルがこの沢ではたくさん観察されました。標高900mくらいの場所ですが平地のアズマヒキとずいぶん印象が違いますね。
見つかった場所はナガレヒキたちと同じで、沢の中や周辺の大きめの石の上。きょうトトに驚いてぴょんと激流に飛び込み、ナガレヒキと変わらず上手に泳いでいました。ひょっとすると地上にいるより川の中の石の上に居る方が、敵に気付きやすくて却って安全なのかも…などと推察。
水族館に戻って、ナガレヒキガエル。
基本的にカーキ色なのですが、中にはこんな感じで赤色の差し色が入った個体もいます。どちら出身なんでしょうね~。