きょうのアクアトト

世界淡水魚園水族館アクア・トト ぎふウォッチャー。週に一度はアクアトト。

2021/1/1 シビレエイ

ざっと概要をお伝えした前回、一種だけ紹介していなかった生体展示種です。
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シビレエイ Narke japonica 。「発電器官をもち、ゴカイなどの底生動物をしびれさせて捕まえます」だそう。japonicaっていうからには日本固有種?なのかな??

前回・前々回は砂に潜ってあんまり観察できなかったんですけども、
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わー!今日は一匹がのしのし歩いてるじゃん!なんだこれーーー、むちゃくちゃかわいい!!!!

なんか他の展示種と形が違う感じしますね~。尾びれも「うちわ」みたい。これ毒トゲは無いのかな??
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他の7種はみんなトビエイ目で、シビレエイだけ「シビレエイ目(シビレエイ科)」です。そしてこの人たちだけ純海水魚なのかな…?

シビレの名の通り、発電能力を有していらっしゃるようです。デンキウナギと同じく、発電器官は筋肉組織が変化したもの。
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電圧は50Vだそうで、800Vのデンキウナギに比べればかなりマイルドですね。「ローマ帝国では痛風の治療に利用されていた」そう。へぇ~なるほど~~。……と思いかけたけど痛風って電気治療で治るっけ。

このイラストめちゃかわいいですね^^
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「おこ」だゾ~~

会場にはシビレエイのあご(歯)の標本も展示されておりますです。
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Oh、ちっさかわいい。。

あーっと正面顔いただきました。目が小さい上、後背の噴水孔が際立っているのでなんか独特な顔つきですね。
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もこもこと動き回る仕草がとても可愛いかったです。シビレエイを間近に観察できる機会ってそうないのでは??みなさんぜひ見に来てくださいねぇ~~♪