2022/3/11 ナガレタゴガエル
ナガレタゴガエル、まだ抱接しているようです。
最初に観察したの、1/17なんですけど。それからずっと、同じペアが継続して抱接しているのでしょうか。そんな訳……いやどうなんだろう。
話変わるけど先日というか昨日、渓流行ったら超偶然なんですがナガレタゴガエルの卵塊を見つけてしまいました。
な、なんということでしょー。水中にオスが居るのをちらっと見かけたのでひょっとしてと思って少し探索したら、水面から見えるところに卵塊が落ちていました。ちゃんとした産卵場所はもっと岩陰の、水面からは見えない奥の方にありそうです。後から来たペアにかき出されてしまったんでしょうか。真っ白に見えるのは裏返っているのか発生が進んでいるのか(産卵直後は動物極側は割と黒い)よくわかりません。もっと近寄って撮っておけば良かった。。
割と斜度があって小さい沢なのですが、一段落ち込んだ溜まりごとに、メスを待ち構えるオスたちが観察されました。
すごーい、皮膚だるんだるんですね。教科書通りで感動します。うちわみたいな後肢の水かきの発達具合も良いですね。
こちらは一匹のメスに群がるオスたち。なんか5匹くらいいるようです。
残念ながらメスはすでにお亡くなりのようです。オス、気づかないのか。。
こちらも水中待機のオス。タゴガエル(いわゆるノーマルタゴ)に比べると頭部が大きくてとても平べったいですね。そしてとても嫌そうな顔…
何度も通った沢なのですが、今までナガレタゴガエルを見たことがなかったのでちょっとビックリでした。関東勢の動画とか見るともっと大きな、人が潜れるくらいの淵で結構な数が集まっているみたいでしたが、こちらの方は様式が違うのかも??ナガレタゴ、めちゃレアなカエルなんだと思ってましたが、探していないだけで、意外と身近な環境で繁殖しているのかな…という気もしてきます。