きょうのアクアトト

世界淡水魚園水族館アクア・トト ぎふウォッチャー。週に一度はアクアトト。

2022/8/14 常設の「ココがちがうんです!」

大好評開催中の企画展「ココがちがうんです!」。常設展示にも「見分けポイント」の解説パネルがお目見え!

一つ目はやはりここ。ナガレヒキガエルとアズマヒキガエル。鉄板ネタですね…!

鼓膜を見れば迷うことは余りにないと思われます。

目の後方の丸いところですね、鼓膜。この水槽にはアズマヒキガエルとナガレヒキガエルがいますが、こちらはアズマヒキガエル。鼓膜は大きくて目との距離も近いです。

こちらはナガレヒキガエル。鼓膜は明らかに小さいですね。

というかこの個体はこれでも割と大きい方ですね。小さすぎて殆どどこにあるかわからない、という個体が多いと思います。あと手足の長さも顕著に違う印象。体長に対する手腕長(前肢のことかな?)の比率はナガレで55%、アズマで49%とのこと。この水槽に限っては色の傾向も違うように見えますが、実際に渓流に行くと「これ絶対ナガレでしょ!!!!」っていう色、斑紋のアズマヒキガエルが現れて罠になってます。交雑個体は悩ましいところですが、やはり鼓膜が全てを解決する。(ホントはDNAなんだろうけど)

次は小型サンショウウオ………ではなく。

ヘビです。いきなり情報量が爆発しました。岐阜県に住むヘビてんこ盛りか~~い。

場所はアオダイショウの水槽です。しかしアオダイショウ、何度聞いても素晴らしい和名。

国産ヘビの常設はここアオダイショウだけなので、みなさんなんの不安も無く「アオダイショウだね…」といつも笑顔で眺めていらっしゃると思いますが。

種名板の写真を見てみましょう。あれっ、ちょっと認知が怪しくなってきました。

亜成体は成体とはちょっと違う斑紋になってます。ヘビあんまり詳しくないので初めてアオダイショウの子ヘビ(この写真よりもっと小さい)と見たときは「え!?!?マムシ!?!?!?!」と思いました。

住宅地でも見られるアオダイショウやシマヘビ、ヒバカリなどは毒が無いので良いですが、少し山っぽいところで見かけることの多いマムシやヤマカガシは有毒です。

「よくわからないヘビをさわらないようにしましょう」。見分けは生存率を左右する。

こちらはタンガニーカ水槽。段々見分けの難易度が上がって盛り上がってきました…!タンガニーカのでこっぱちの魚、よく似ていますが実は2種類入っているのです。

キフォティラピア・フロントーサとキフォティラピア・ギベローサ。fishbaseによりますとフロントーサはタンガニーカ湖の北半分、ギベローサは南半分と住み分けているようです。2種ともタンガニーカ湖の固有種。

側線の間のウロコの数で見分けられるそうです。顔の前にペリソダス・ミクロレピスがコンニチハしちゃってるこちらの個体は側線の間にウロコが2枚。

フロントーサです。

こちらはウロコが3枚なのでギベローサ

カワムツとヌマムツのように、要はウロコの細かさ(粗さ)なのかな?とも思いましたがそもそも体高が違ったりでよくわからない。泳いでいるのを数えるのもなかなか難しく、結局たくさんの個体の写真を手当たり次第に撮って帰って、拡大して解析しました。ちゃんと2種写ってて良かった(笑)

最後はアマゾンの小川。エンゼルフィッシュが3種入ったようです。これは常設の解説というよりは企画展コラボ水槽になるのかな。

エッ、エンゼルフィッシュって3種類もいたのね…っていうかエンゼルフィッシュってシクリッドの仲間なのか。知らんかった。

奥の方に一匹、ディスカスくらいでっかいのが居ました。

3種の中で最も大型と言われるアルタムエンゼルでしょうか。出てきてくれないので尻ビレがよくわからない…。

口先が突き出てる感じがするのでスカラレエンゼルかなぁ。

解説の写真は無斑に見えるんだけど。個体差なんだろうか…よくわからない。

このタイプのエンゼルもたくさんいました。小さいです。これ成体なのかな??

おでこが真っ直ぐなのでデュメリリ…??「短い2本の黒帯」もあるような無いような。あと黒斑が全くないですね。解説の3種以外にも居るのか……わからない……なにも………

アマゾンの小川は常設の一番最後なので駆け足で過ぎていっちゃうお客さんも多いですけど、たくさんの種類がいるので時間かけてみると結構おもしろいです。

植栽の中に良い感じのブロメリアも隠れてございます。脇芽ってこんな風に伸びるのね…。今日は閉館時刻間際なので次回再度エンゼル・リベンジ!!!!