きょうのアクアトト

世界淡水魚園水族館アクア・トト ぎふウォッチャー。週に一度はアクアトト。

2022/12/31 スナヤツメ北方種

前回うっかり口を観察できてしまったスナヤツメ北方種。次は松果体を観察できるといいな~と思っていたところ。

なんかちょうど観察しやすい体勢になってくれてましたwww

おでこにある明るい点が恐らく松果体。光を感知する原始的な器官で、幼生にもあります。豊田ホタルの里ミュージアムさまのツイートによると、目のない幼生のここに光を当てると逃避行動が観察されるそう。その他の研究では光の明暗だけでなく波長(色)も識別しているようです。

全然関係ないけど松果体と聞くと学生時代にオールナイトで見たB級ホラー映画の傑作『フロムビヨンド』が思い出されます。松果体は古来人間の脳の器官の中でも唯一左右対称ではない(とされていた)ためデカルトによって「魂のありか」などと呼ばれ、欧米では松果体を刺激すると高次元にアクセスできる…みたいな思想があるようです。そこに目を付けたマッドサイエンティストの天才博士が自らを実験台にしてモンスターになり大暴れ、このパワハラ(&セクハラ)上司を阻止しようとする純朴な助手君も対抗するため最終的にモンスターに…みたいなハートフルホラー映画。肥大した松果体が眉間からにゅーっと伸びてくるシーンが印象的でした。B級ホラーばんざい。